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- 動画ID
- sm38725542
- 動画タイトル
- 不沈艦、抜錨ャーンッ！
- 投稿日時
- 2021年5月12日 14時54分02秒
- 長さ
- 0:03:49
- 投稿者
- ちゃむ (ID:39398533)
- 動画説明
- ウマ娘の耳は正直だ。宝塚記念、ゴルシは盛大にやらかした。既に2連覇、マックイーンが春天で3連覇を逃したこともあり、より一層気合を入れて挑んでいたのだからプレッシャーも相当だったに違いない。本番前に声を掛けたときにはいつも通りの気丈な振舞いで追い払われたが、その耳はたしかに強張っていた。ゲートでは様々なことを思い出していたのだろう。そんなときに隣のウマ娘がエアシャカールときたもんだ…ああなるのも無理もない。いくらゴルシとはいえ相当メンタルにきたようで、夏合宿に向かうバスの中でも＿＿「トレーナー？トレーナーったら！本日はこれでおしまいですの？」「おっと…すまない。うん、今日はこのあたりにしておこう」ついつい考え込んでしまっていたようだ。合宿も3日目。丸一日練習に充てる夏合宿ではケガも起こりやすい。それに今日は夏祭りなので早く切り上げることにしたのだ。「そんじゃアタシ、ハヤヒデとタイシンと夏祭り行ってきまーす！」「ブ、ブルボンさんはもう支度すんでるのかな…はやく着替えなきゃ…」チームメンバーの多くは一緒に回るメンバーがいるみたいだ。マックイーンは？と尋ねると、「実はその、イクノさんに誘われてまして…べ、別に特に変な意味はありませんわ！それより…」何を恥じらう必要があるのか。紅潮したマックイーンはこう付け足した。ゴールドシップがまだ落ち込んでるようだから話に乗ってあげてくれ、と。幸いなことに今年は夏祭りの見回り当番もなく、まだ時間がある。ゴルシはどこかと探そうとした矢先、「お前は夏祭りどうすんだ？行くやついねーならアタシが同行してやるよ。もちろんトレーナーの奢りでな！」背後から馴染みのある声が聞こえてきた。しかしマックイーンの言う通り、声の調子にキレがない。「そうだね、今年は一緒に行こうか。なにが食いたい？」「オメーやけに素直じゃねーか！アリでも食ったか？病院ならアタシの足でひとっ飛びだからよ」「体調は大丈夫だよ。長い付き合いであんなゴルシ見たのはじめてで。せっかくだから今日くらい好きにしてもらいたくて」「んじゃお好み焼きと～カラシたい焼きと～…想像しただけで腹減ってきた！行くぞ！はやく！」段々といつものゴルシが戻ってきて自然とこちらも笑顔になる。これで元気を取り戻してくれたらと思い耽っていると、合宿所にダッシュで向かうゴルシが突然歩みを止めた。「やだ、ゴルシちゃん惚れちゃったかも～///」いつものふざけた調子でそんなことを言うゴルシの耳は、彼女の勝負服と同じくらい真っ赤に染まっていた。ウマ娘の耳は正直だ。
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| 2023年3月5日 0:22 | 162473 | 1027 | 711 |
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| 2023年3月1日 14:22 | 162451 | 1027 | 711 |
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| 2023年3月1日 13:22 | 162451 | 1027 | 711 |
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| 2022年8月31日 4:24 | 161413 | 1026 | 712 |
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| 2022年8月31日 3:24 | 161413 | 1026 | 712 |
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| 2022年8月31日 2:23 | 161411 | 1026 | 712 |
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| 2022年8月30日 21:24 | 161406 | 1026 | 712 |
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| 2022年8月30日 20:23 | 161406 | 1026 | 712 |
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| 2022年7月7日 13:25 | 160767 | 1024 | 712 |
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| 2022年7月7日 12:25 | 160760 | 1024 | 712 |
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| 2022年5月30日 21:25 | 160260 | 1023 | 713 |
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| 2022年5月30日 20:25 | 160259 | 1023 | 713 |
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| 2022年5月28日 5:26 | 160216 | 1023 | 713 |
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| 2022年5月28日 4:26 | 160216 | 1023 | 713 |
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| 2022年3月6日 23:26 | 158537 | 1016 | 711 |
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| 2022年3月6日 22:25 | 158536 | 1016 | 711 |
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| 2022年3月4日 2:25 | 158451 | 1016 | 711 |
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| 2022年3月4日 1:25 | 158450 | 1016 | 711 |
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| 2022年3月3日 3:26 | 158421 | 1016 | 710 |
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| 2022年3月3日 2:25 | 158417 | 1016 | 710 |
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| 2022年3月3日 1:25 | 158411 | 1016 | 710 |
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| 2022年3月3日 0:26 | 158407 | 1016 | 710 |
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| 2022年3月2日 16:26 | 158386 | 1016 | 709 |
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| 2022年3月2日 15:26 | 158384 | 1016 | 709 |
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| 2022年3月1日 21:26 | 158344 | 1015 | 709 |
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| 2022年3月1日 20:25 | 158337 | 1015 | 709 |
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| 2022年2月27日 19:25 | 158280 | 1010 | 710 |
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| 2022年2月27日 18:26 | 158278 | 1010 | 710 |
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| 2021年12月20日 19:26 | 156359 | 1005 | 705 |
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| 2021年12月20日 18:27 | 156357 | 1005 | 705 |
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| 2021年12月18日 3:27 | 156279 | 1005 | 704 |
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| 2021年12月18日 2:26 | 156278 | 1005 | 704 |
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| 2021年10月13日 18:28 | 153494 | 1004 | 708 |
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| 2021年10月13日 17:29 | 153490 | 1004 | 708 |
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| 2021年9月6日 20:28 | 150711 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 19:28 | 150706 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 18:28 | 150701 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 17:28 | 150698 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 10:27 | 150670 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 9:28 | 150668 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 8:27 | 150665 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 7:28 | 150661 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 1:29 | 150643 | 988 | 697 |
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| 2021年9月6日 0:29 | 150635 | 988 | 697 |
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| 2021年9月5日 23:29 | 150622 | 988 | 697 |
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| 2021年9月5日 22:29 | 150610 | 988 | 697 |
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| 2021年9月5日 21:29 | 150604 | 988 | 697 |
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| 2021年9月5日 20:29 | 150598 | 988 | 696 |
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| 2021年9月5日 2:29 | 150533 | 988 | 696 |
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| 2021年9月5日 1:29 | 150525 | 988 | 696 |
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直前の1週間においてはランキング圏内ではありませんでした。
直前の1週間においてはランキング圏内ではありませんでした。
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| 取得日時 | 動画説明 |
|---|---|
| 2021年5月15日 22:39 (最新) | ウマ娘の耳は正直だ。宝塚記念、ゴルシは盛大にやらかした。既に2連覇、マックイーンが春天で3連覇を逃したこともあり、より一層気合を入れて挑んでいたのだからプレッシャーも相当だったに違いない。本番前に声を掛けたときにはいつも通りの気丈な振舞いで追い払われたが、その耳はたしかに強張っていた。ゲートでは様々なことを思い出していたのだろう。そんなときに隣のウマ娘がエアシャカールときたもんだ…ああなるのも無理もない。いくらゴルシとはいえ相当メンタルにきたようで、夏合宿に向かうバスの中でも＿＿「トレーナー？トレーナーったら！本日はこれでおしまいですの？」「おっと…すまない。うん、今日はこのあたりにしておこう」ついつい考え込んでしまっていたようだ。合宿も3日目。丸一日練習に充てる夏合宿ではケガも起こりやすい。それに今日は夏祭りなので早く切り上げることにしたのだ。「そんじゃアタシ、ハヤヒデとタイシンと夏祭り行ってきまーす！」「ブ、ブルボンさんはもう支度すんでるのかな…はやく着替えなきゃ…」チームメンバーの多くは一緒に回るメンバーがいるみたいだ。マックイーンは？と尋ねると、「実はその、イクノさんに誘われてまして…べ、別に特に変な意味はありませんわ！それより…」何を恥じらう必要があるのか。紅潮したマックイーンはこう付け足した。ゴールドシップがまだ落ち込んでるようだから話に乗ってあげてくれ、と。幸いなことに今年は夏祭りの見回り当番もなく、まだ時間がある。ゴルシはどこかと探そうとした矢先、「お前は夏祭りどうすんだ？行くやついねーならアタシが同行してやるよ。もちろんトレーナーの奢りでな！」背後から馴染みのある声が聞こえてきた。しかしマックイーンの言う通り、声の調子にキレがない。「そうだね、今年は一緒に行こうか。なにが食いたい？」「オメーやけに素直じゃねーか！アリでも食ったか？病院ならアタシの足でひとっ飛びだからよ」「体調は大丈夫だよ。長い付き合いであんなゴルシ見たのはじめてで。せっかくだから今日くらい好きにしてもらいたくて」「んじゃお好み焼きと～カラシたい焼きと～…想像しただけで腹減ってきた！行くぞ！はやく！」段々といつものゴルシが戻ってきて自然とこちらも笑顔になる。これで元気を取り戻してくれたらと思い耽っていると、合宿所にダッシュで向かうゴルシが突然歩みを止めた。「やだ、ゴルシちゃん惚れちゃったかも～///」いつものふざけた調子でそんなことを言うゴルシの耳は、彼女の勝負服と同じくらい真っ赤に染まっていた。ウマ娘の耳は正直だ。 |
| 2021年5月15日 14:39 | ウマ娘の耳は正直だ。宝塚記念、ゴルシは盛大にやらかした。既に2連覇、マックイーンが春天で3連覇を逃したこともあり、より一層気合を入れて挑んでいたのだからプレッシャーも相当だったのだろう。本番前に声を掛けたときにはいつもどおりの気丈な振舞いで追い払われたが、その耳はたしかに強張っていた。ゲートでは様々なことを思い出していたのだろう。そんなときに隣のウマ娘がエアシャカールときたもんだ…ああなるのも無理もない。いくらゴルシとはいえ相当メンタルにきたようで、夏合宿に向かうバスの中でも＿＿「トレーナー？トレーナーったら！本日はこれでおしまいですの？」「おっと…すまない。うん、今日はこのあたりにしておこう」ついつい考え込んでしまっていたようだ。合宿も3日目。丸一日練習に充てる夏合宿ではケガも起こりやすい。それに今日は夏祭りなので早く切り上げることにしたのだ。「そんじゃアタシ、ハヤヒデとタイシンと夏祭り行ってきまーす！」「ブ、ブルボンさんはもう支度すんでるのかな…はやく着替えなきゃ…」チームメンバーの多くは一緒に回るメンバーがいるみたいだ。マックイーンは？と尋ねると、「実はその、イクノさんに誘われてまして…べ、別に特に変な意味はありませんわ！それより…」何を恥じらう必要があるのか。紅潮したマックイーンはこう付け足した。ゴールドシップがまだ落ち込んでるようだから話に乗ってあげてくれ、と。幸いなことに今年は夏祭りの見回り当番もなく、まだ時間がある。ゴルシはどこかと探そうとした矢先、「お前は夏祭りどうすんだ？行くやついねーならアタシが同行してやるよ。もちろんトレーナーの奢りでな！」背後から馴染みのある声が聞こえてきた。しかしマックイーンの言う通り、声の調子にキレがない。「そうだね、今年は一緒に行こうか。なにが食いたい？」「オメーやけに素直じゃねーか！アリでも食ったか？病院ならアタシの足でひとっ飛びだからよ」「体調は大丈夫だよ。長い付き合いであんなゴルシ見たのはじめてで。せっかくだから今日くらい好きにしてもらいたくて」「んじゃお好み焼きと～カラシたい焼きと～…想像しただけで腹減ってきた！行くぞ！はやく！」段々といつものゴルシが戻ってきて自然とこちらも笑顔になる。これで元気を取り戻してくれたらと思い耽っていると、合宿所にダッシュで向かうゴルシが突然歩みを止めた。「やだ、ゴルシちゃん惚れちゃったかも～///」いつものふざけた調子でそんなことを言うゴルシの耳は、彼女の勝負服と同じくらい真っ赤に染まっていた。ウマ娘の耳は正直だ。 |
| 2021年5月15日 13:39 | ウマ娘の耳は正直だ。宝塚記念、ゴルシは盛大にやらかした。既に2連覇、マックイーンが春天で3連覇を逃したこともあり、より一層気合を入れて挑んでいたのだからプレッシャーも相当だったのだろう。本番前に声を掛けたときにはいつもどおりの気丈な振舞いで追い払われたが、その耳はたしかに強張っていた。ゲートでは様々なことを思い出していたのだろう。そんなときに隣のウマ娘がエアシャカールときたもんだ…ああなるのも無理もない。いくらゴルシとはいえ相当メンタルにきたようで、夏合宿に向かうバスの中でも＿＿「トレーナー…？トレーナーさんったら！本日はこれでおしまいですの？」「おっと…すまない。うん、今日はこのあたりにしておこう」ついつい考え込んでしまっていた。合宿もはや3日目。丸一日練習の夏合宿ではケガも起こりやすい。それに今日は夏祭りなので早く切り上げることにしたのだ。「そんじゃアタシ、ハヤヒデとタイシンと夏祭り行ってきまーす！」「ブ、ブルボンさんはもう支度すんでるのかな…はやく着替えなきゃ…」チームメンバーの多くは一緒に回るメンバーがいるようだ。マックイーンは？と尋ねると、「実はその、イクノさんに誘われてまして…べ、別に特に変な意味はありませんわ！それより…」何を恥じらう必要があるのか。紅潮したマックイーンはこう付け足した。ゴールドシップがまだ落ち込んでるようだから話に乗ってあげてくれ、と。幸いなことに今年は夏祭りの見回り当番もなく、まだ時間がある。ゴルシはどこかと探そうとした矢先、「お前は夏祭りどうすんだ？行くやついねーならアタシが同行してやるよ。もちろんトレーナーの奢りでな！」背後から馴染みのある声が聞こえてきた。しかしマックイーンの言う通り、声の調子にキレがない。「そうだね、今年は一緒に行こうか。なにが食いたい？」「オメーやけに素直じゃねーか！アリでも食ったか？病院ならアタシの足でひとっ飛びだからよ」「体調は大丈夫だよ。長い付き合いであんなゴルシ見たのはじめてで。せっかくだから今日くらい好きにしてもらいたくて」「んじゃお好み焼きと～カラシたい焼きと～…想像しただけで腹減ってきた！行くぞ！はやく！」段々といつものゴルシが戻ってきて自然とこちらも笑顔になる。これで元気を取り戻してくれたらと思い耽っていると、合宿所にダッシュで向かうゴルシが突然歩みを止めた。「やだ、ゴルシちゃん惚れちゃったかも～///」いつものふざけた調子でそんなことを言うゴルシの耳は、彼女の勝負服と同じくらい真っ赤に染まっていた。ウマ娘の耳は正直だ。 |
| 2021年5月13日 18:42 | ウマ娘の耳は正直だ。宝塚記念、ゴールドシップは盛大にやらかした。既に2連覇、マックイーンが春天で3連覇を逃したこともあり、より一層気合を入れて挑んでいたのだからプレッシャーも相当だったのだろう。本番前に声を掛けたときにはいつもどおりの気丈な振舞いで追い払われたが、その耳はたしかに強張っていた。ゲートでは様々なことを思い出していたのだろう。そんなときに隣のウマ娘がエアシャカールときたもんだ。ああなるのも無理もない。いくらゴルシとはいえ相当メンタルにきたようで、夏合宿に向かうバスの中でも―――「トレーナーさん、本日はこれでおしまいですの？」「おっと…すまない。うん、今日はこのあたりにしておこう」合宿も3日目。丸一日練習の夏合宿ではケガも起こりやすい。それに今日は夏祭りだ。そんなわけで早く切り上げてあとは自由時間、ということにしたのだ。「そんじゃアタシ、ハヤヒデとタイシンと夏祭り行ってきまーす！」「ブ、ブルボンさんはもう支度すんでるのかな…はやく着替えなきゃ…」チームメンバーの多くは一緒に回るメンバーがいるようだ。マックイーンは？と尋ねると、「実はその、イクノさんに誘われてまして…べ、別に特に変な意味はありませんが、あんな真面目な顔で誘われるといやでも緊張してしまいますわ。それと…」マックイーンはこう付け足した。ゴールドシップがまだ落ち込んでるようだから話に乗ってあげてくれ、と。幸いなことに今年は夏祭りの見回り当番もなく、まだ時間がある。ゴルシはどこかと探そうとした矢先、「お前は夏祭りどうすんだ？行くやついねーならアタシが同行してやるよ。もちろんトレーナーの奢りでな！」背後から馴染みのある声が聞こえてきた。しかしマックの言う通り、声の調子にキレがない。「そうだね、今年は一緒に行こうか。なにが食いたい？」「オメーやけに素直じゃねーか！アリでも食ったか？病院ならアタシの足でひとっ飛びだからよ」「体調は大丈夫だよ。長い付き合いであんなゴルシ見たのはじめてで。せっかくだから今日くらい好きにしてもらいたくて」「んじゃお好み焼きと～たいやき100個と～…想像しただけで腹減ってきた！行くぞ！はやく！」段々といつものゴルシが戻ってきて自然とこちらも笑顔になる。これで元気を取り戻してくれたらと思い耽っていると、合宿所にダッシュで向かうゴルシが突然歩みを止めた。「やだ、ゴルシちゃん惚れちゃったかも～///」いつものふざけた調子でそんなことを言うゴルシの耳は、彼女の勝負服と同じくらい真っ赤に染まっていた。ウマ娘の耳は正直だ。 |
| 2021年5月13日 14:43 | ウマ娘の耳は正直だ。宝塚記念、ゴールドシップは盛大にやらかした。既に2連覇、マックイーンが春天で3連覇を逃したこともあり、より一層気合を入れて挑んでいたのだからプレッシャーも相当だったのだろう。本番前に声を掛けたときにはいつもどおりの気丈な振舞いで追い払われたが、その耳はたしかに強張っていた。ゲートでは様々なことを思い出していたのだろう。そんなときに隣のウマ娘がエアシャカールときたもんだ。ああなるのも無理もない。いくらゴルシとはいえ相当メンタルにきたようで、夏合宿に向かうバスの中でも―――「トレーナーさん、本日はこれでおしまいですの？」「おっと…すまない。うん、今日はこのあたりにしておこう」合宿も3日目。丸一日練習の夏合宿ではケガも起こりやすい。それに今日は夏祭りだ。そんなわけで早く切り上げてあとは自由時間、ということにしたのだ。「そんじゃアタシ、ハヤヒデとタイシンと夏祭り行ってきまーす！」「ブ、ブルボンさんはもう支度済んでるのかな…いそいで着替えなきゃ…」チームメンバーの多くは一緒に回るメンバーがいるようだ。マックイーンは？と尋ねると、「実はその、イクノさんに誘われてまして…べ、別に特に変な意味はありませんが、あんな真面目な顔で誘われるといやでも緊張してしまいますわ。それと…」マックイーンはこう付け足した。ゴールドシップがまだ落ち込んでるようだから話に乗ってあげてくれ、と。幸いなことに今年は夏祭りの見回り当番もなく、まだ時間がある。ゴルシはどこかと探そうとした矢先、「お前は夏祭りどうすんだ？行くやついねーならアタシが同行してやるよ。もちろんトレーナーの奢りでな！」背後から馴染みのある声が聞こえてきた。しかしマックの言う通り、声の調子にキレがない。「そうだね、今年は一緒に行こうか。なにが食いたい？」「オメーやけに素直じゃねーか！アリでも食ったか？病院ならアタシの足でひとっ飛びだからよ」「体調は大丈夫だよ。長い付き合いであんなゴルシ見たのはじめてで。せっかくだから今日くらい好きにしてもらいたくて」「んじゃお好み焼きと～たいやき100個と～…想像しただけで腹減ってきた！行くぞ！はやく！」段々といつものゴルシが戻ってきて自然とこちらも笑顔になる。これで元気を取り戻してくれたらと思い耽っていると、合宿所にダッシュで向かうゴルシが突然歩みを止めた。「やだ、ゴルシちゃん惚れちゃったかも～///」いつものふざけた調子でそんなことを言うゴルシの耳は、彼女の勝負服と同じくらい真っ赤に染まっていた。ウマ娘の耳は正直だ。 |
| 2021年5月12日 14:55 | 「くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。564という数字が。シルエットが浮かんできたんです」ウマ娘のストーリー、みんなも観よう！リスペクト→sm32332253先駆者ャーーーーーン!!・ゴールドシップマン：sm38466591・ゴルシちゃんマン：sm38482214・黄金の不沈艦マン：sm38544431・黄金戦艦 ゴルシ：sm38657641・ゴルシマン：sm38492217・ゴルシマン？：sm38538761ゴルシ人気すぎるだろ…ついったhttps://twitter.com/Eqrl_ |
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